行き足や出足を中心に仕上がりは良好な峰の77号機。内から戦う分には問題のない舟足だけに、ここも他を圧倒する逃げを放って勝利を飾る。瓜生は素早く一番差しを入れてバックは鋭く内へ迫るレースに持ち込みたいところ。「エンジンは割と満足している」という丸野。実戦ではリズム良く乗れていて侮れない存在。捲りに捲り差しの両面策から活発に攻め立てたい。丸野が果敢に仕掛けると展開が向きそうな平本。手堅く差し場を拾ってコーナー勝負に出る構え。

峰が唯一の0台でスリットを駆け抜けイン先マイ。瓜生が鋭く差しを入れるもやや及ばず、峰はバックストレッチでグイグイと艇を押し進めます。次コーナーも全速でクリアした峰は後続との差を拡大。以降も峰が危なげなく航走を続けて勝ち名乗りを上げ、決勝戦へ駒を進めています。峰を追った瓜生が次位入線。最後の椅子は2周1マークで平本を牽制しながら巧く回った丸野が取り切っています。