予選ラストの12レースは地元のエース格・永井が1号艇で登場する。タッグを組む13号機は調整が合えば待ったなしで上位級に仕上がる優良機。インをがっちり固めて先手先手とレースを作る。永井に迫るのは節イチクラスの伸びを誇る松田、上田のセンター両者。特に上田は4走中3走が0台の質のいいスタートを繰り出しており、4コースカド位置は絶好のポジションとなりそう。センス抜群の畑田も上田マーク策からバック浮上を図る。安達は2コースから堅実に差し残して連争いへ。

安定板使用で周回短縮という条件をものともせず、内から3艇が0台の好スタートを放ちます。永井が先マイ体勢もやや流れ加減。懐に差しが殺到しますが、永井がグイッと伸びて持ちこたえます。バックストレッチで先行した永井は次コーナーも全速でクリア。後続と大きく水を開け、独走スタイルを構築します。しっかりと逃げを打った永井が節間2つ目の白星をゲット。準優勝戦へ弾みをつけています。