得点率8.00で坪井、吉川、海野が並びそれぞれ準優勝戦の1号艇を務める。首位通過こそ坪井に譲った吉川だが、4日目を連勝で飾り舟足、リズムと大きくジャンプアップに成功。12レースはがっちりとインを占め、外の攻めを封じる。西村の舟足もいい部類。吉川に先マイを許しても鋭く差してバック追走の形を作る。シリーズ序盤から機力の良さをアピールしてきた秦がセンター好位置に構え握って攻めるが、底力ある石野と松井も展開をとらえて上位着争いに参加する。

コンマ11のスタートを決めた吉川が、まくらせず差させずの先制ターン。バックストレッチで前に出た吉川は、2コーナーもトップでクリアします。そのままセーフティーリードを築いた吉川が1着でゴールイン。1周1マークでブイ際差した石野が2番手を確保し、吉川と共に優勝戦へと駒を進めています。西村、秦、前沢による三つ巴の攻防となった3着争いは、2周2マークを好旋回した秦に軍配。