準優勝戦は1号艇が全て敗退する波乱の決着に終わった。それによって1号艇が巡ってきた齊藤。出足系統を中心にして仕上がりは良好。1マーク先取りから押し切ってVを飾るか。5日目は通算1000勝を達成して気技充実の平本を逆転候補の一番手に推す。捲りに差しの両面策から渾身の旋回を決めたい。一撃攻勢があるとすれば松村。日毎に速攻力は鋭さを増してきている。5日目の再現となる捲り強攻策を狙う構え。渡辺は松村の仕掛けに乗って差し場を拾いたい。

松村が3コースカドを選択し、12/3456の隊形となります。激しいスリット合戦となるも、コンマ03の鋭発ショットを決めた齊藤がイン速攻！　まくらせず差させずのターンで1マークをクリアすると、バックストレッチでスルスルと艇を伸ばしていきます。齊藤は続くコーナーも先制して首位の座を揺るぎないものに。人気に応えた齊藤が1着でゴールし、トコタンキング決定戦を初制覇しています。