シリーズ2日目を終えて白星の無い松井だが、9号機の2連対率以上の動きは確保している。スリットから強烈に伸びてくる相手が見当たらないだけに内枠有利に押し切るレースへ。以下は混戦模様だが、枠番条件から末永の自在戦を対抗に指名したい。舟足は徐々に良化傾向にある。22号機の素性を考えると、まだ全体的に甘さのある平本。底上げを図って競っても負けない仕上がりにしたい。穴的存在を挙げるならば「足に悪いところが無い」という赤坂の抜け出し。

トップタイミングで飛び出した平本が仕掛けていきますが、赤坂がカベとなって攻めきれず。その間に絶好枠の松井が1マークを先取りしていきます。松井は後続に大きく水を開けて、早々に独走態勢に突入。最後まで冷静に運んだ松井が、待望のシリーズ初勝利を手にしています。平本は1周1マークで差しに切り替えると、続く2マークをさばいて2番手に浮上。3番手には赤坂が入っています。