完調モードになってきた14号機を操る篠崎がファイナルも1号艇。仕上がりに関しては特に不安な面が見当らないだけに今節4回目となるイン戦を逃げ速攻で制してV獲りへ。「最近の中では一番いい」というターン回りを武器に河合が逆転駆けを狙って気迫のレースに出る。対抗の一番手に指名。野添の実戦足は安定感があって機の2連率以上の動きを確保している。柔軟な立ち回りで突破を図りたいところ。山田は準優勝戦と同様にダッシュ戦から活路を見出したい。

コンマ12のタイミングで踏み込んだ篠崎が1マークを先マイします。篠崎はまくらせず差させずのターンを繰り出すと、残り5艇をシャットアウト！　瞬く間に差を広げて、あっさりと安全圏を確保します。篠崎はその後も終始危なげなく運び、真っ先にゴールラインを通過。見事な逃走劇を披露した篠崎が、尼崎モーターボート大賞を優勝で締めくくっています。1周2マークで内を突いた野添が2着入線。