まだ調整の余地は残されている白井の28号機だが、内から戦う分には特に問題のない仕上がり。スタート先行から、そのまま他を突き放す逃げを決めたい。以下は、機のパワーが劣勢のメンバーが揃うだけに混戦模様。内枠の利から井口の捌きを評価したいが、1マークで揉まれる展開になると厳しい戦いになりそう。「全体に足りない」という桐生は競っても足負けのないレベルに押し上げていきたいところ。展開待ちになりそうな篠崎だが、技量でカバーをする走りへ。

白井がインからコンマ07のトップタイミングで飛び出すと、1マークを真っ先に旋回。バックストレッチで早くも独走態勢に突入します。最後まで首位の座を守り切った白井が1着でゴール。白井が人気に応える完封劇を披露して、2日目ドリーム戦に勝利しています。2番手争いは先行する篠崎を桐生が追走。1周2マークを先取りした桐生が巧みなターンで篠崎に差し場を与えず、先着しています。