松井がドリーム1stの1号艇に陣取る。複勝率40パーセントのモーターとタッグ組み「悪くない。このまま行く」と前検からOKサイン。枠の利と舟足を活かして押し切る算段。「伸びの雰囲気が良い」と確かな手応えを得ていた瓜生に逆転の目。スリットでイン艇にプレッシャーを与え、素早い差しハンドルでバック併走に持ち込みたい。気配の良い両者に割って入りたいのが馬場。機調整、スタートは分かる地元水面で一発を企てる。

ほぼ横一線に揃ったスタートから、1周1マークは松井が先制します。松井は付け入る隙を与えない旋回を繰り出すと、ジワジワとリードを拡大。続く2マークを回ったところで、松井が安全圏を確保します。松井はその後も丁寧に周回を重ねて快勝。初戦を白星で飾り、幸先よく滑り出しています。2番手には差し順走の形になった瓜生が入線。2周1マークで馬場を競り落とした井口が、激戦の3番手争いを制してます。