開催、初日は勝ち切れなかった田中だが、スリットで先手を奪えば1マークは押し切れる足色を確保しているとみたい。調整を合わせて逃げ先制へ。好素性の53号機を操る深谷を対抗一番手に推す。柔軟な立ち回りからモーターのパワーをフルに発揮して追撃戦に持ち込みたい。「バランスが取れて中堅」という石渡は深谷の仕掛けに乗ってシャープに抜け出しを図りたいところ。秋山はスタートから奮起をしてバックは手堅く残す走りに徹していきたい。

スリットは深谷がわずかにノゾきますが、田中が1マークを先取り。田中は深谷のまくり差しを退けて、リードを確保します。1周2マークを回ったところで田中が完全に抜け出したかと思われましたが、食い下がる深谷が懸命に追走。ジワジワと田中を追い詰めていきます。深谷は1艇身近くまで迫ったものの、あと一歩及ばず。辛くも逃げ切った田中が1着となっています。2着に深谷、3着には秋山が入線。