予選最終戦は毒島が1号艇。突出した部分が無い舟足だが57号機の2連率なりの動きを見せている。1マーク、先制ターンを決めて、そのまま押し切る展開へ。同期の安達も毒島と比べて遜色のない仕上がり。快速スタートから、まずは内へプレッシャーを与えて自在戦に持ち込みたい。「出足に行き足はいい」という松井。実戦向きの足を思う存分に発揮して道中捌きのうまさを見せたいところ。魚谷はダッシュ戦から捲り差しを炸裂させたい。突き抜けを狙う。

安達が鋭い踏み込みで毒島にプレッシャーをかけていきます。1マークは毒島が先マイしますが、差した安達が艇を伸ばして並走。安達はコース優位に2マークを先取りすると、毒島の差し場を消すターンを繰り出します。これで安達が毒島を引き離すことに成功。安達が3日目から3連勝として、準優勝戦の好枠を手にしています。2周2マークで毒島に追いついた中澤が逆転2着。毒島は3着でレースを終えています。