地元の若武者、山田が予選得点率トップ通過を果たした。今節のスタート平均はコンマ10と行き足を中心にして好バランスの仕上がり。他を一気に突き放す逃げを決めたい。桐生は差しに照準をおいた1マークのレースの組み立てから気迫の追撃戦に持ち込むか。ここ一番の勝負強さは侮れない。「足はまずまず」と気配面は決して悪くない白井。ミスなく的確な捌きで早めに抜け出しを図りたい。穴的存在ならば素性の良い29号機を操る松崎になるか。

白井がスローを選択して枠なり4対2の隊形に。ほぼ横一線のスリットから山田が先マイしていきます。吉田が小気味よくまくり差しますが、先行する山田には届かず。一気に差を広げた山田は、2マークを回ったところで安全圏を確保します。そのまま逃げ切った山田が1着でゴールラインを通過。山田が優勝に王手をかけています。桐生の追撃を振り切った吉田が2番手をキープ。3着には桐生が入っています。