「節イチ」宣言が飛び出した守田がモーターのパワーを発揮させて準優イン逃げに成功。2015年浜名湖ダービー以来となる2度目のSGVに王手をかけた。枠番を主張して先マイは譲らない。池田に地元の意地。華麗なハンドルさばきで肉薄する。強力なピット離れを誇る石川が最内まで取り切ると波乱の展開。篠崎・井口・石野のSGタイトルホルダーが虎視眈々。優勝のチャンスは誰にでもあり、混戦ムードとなった。

進入は気配を見せた石川に対して、守田と池田が譲らず、枠なりに落ち着きます。絶好枠を維持した守田が、しっかり踏み込んでイン先マイ。篠崎がカドからダッシュよくまくりに行きますが、守田が的確に封じて差を広げていきます。安全圏を確保した守田は、手綱を緩めることなく周回してフィニッシュ。守田が第65回ボートレースダービーで覇を唱えています。石野との激闘を2周1マークで制した篠崎が準優勝。