「足はしっかりしています」と予選トップ通過にふさわしい足色になってきた桐生の33号機。スタート後に伸び返して1マーク先取りへ。そのまま主導権を握るか。片岡は内の動きを冷静に見極めてベストの旋回で抜け出しを図りたいところ。バックで艇を届かせたい。豪快さは無いものの安定感が漂う山崎の実戦足。思い切った握りマイ攻勢が炸裂すれば面白いが、的確な攻めを見せたい。まずはスタート勝負に出たい西山。1マークは少しでも好位に艇をつける事が条件。

コンマ17の踏み込みから、桐生がイン速攻！　片岡が差しで攻めますが、桐生には一歩に届かず。桐生がバックストレッチで早くも先頭に立ちます。桐生は次コーナーも先にクリアすると、後続との差を広げて独走状態へ。その後も手綱を緩めることなく走り切った桐生が1着でゴール。順走した片岡が2着に入り、優勝戦最後の切符を手にしています。西山と辻による3着争いは、3周1マークで西山をさばいた辻に軍配。