日毎に勢いが本格化してきたエースモーター36号機の原田。行き足に中間速の良さを活かしてインから他を寄せ付けない旋回を決めてレースを制したい。目立った動きではない寺田の舟足だが、それをカバー出来る確かな技量で追撃の一番手に推す。遠藤と木下は、どちらも軽快な実戦足を確保していて大差のない仕上がりだが、今節は新ペラながらも「ターン回りが気に入ってる」という木下の方に楽しみがある。永井は枠を主張して1マークは何とか粘りたい。

原田がコンマ10のトップスタートを決めて、残る5艇をシャットアウト。付け入る隙を微塵も与えず、原田が大きく水をあけていきます。完全な一人旅モードになった原田は、最後まで余裕を持った走りでゴールイン。原田が予選ラストカードを勝利で締めくくり、準優勝戦の絶好枠を手にしています。差し順走の形になった永井は、1周2マークを握って2番手をキープ。遠藤が木下と渡邉を退けて、3着としています。