強烈なパンチの利いた舟足ではない新田だが、出足関係を中心にしっかりと戦える気配に仕上げてきている。外勢に伸びられる事なく逃げ切って主導権を握りたい。辻はソツない旋回でバックは鋭く艇を詰め寄っていきたいところ。軽快に差し抜ければベストレース。古賀と峰の地元勢はセンターから果敢なスタート攻勢で突破口を開いていきたい。強気に攻めていくだけか。吉田はセンター勢の仕掛け待ちになりそうだが、的確ハンドルで差し場を拾う走りに徹したい。

古賀がピット離れで遅れをとるも、大回りして4コース。峰は3コースに入り、進入は1243/56の並びとなります。スタートは新田がトップで飛び出し、真っ先に1マークを旋回。電光石火の逃走劇で、瞬く間に独走体勢に持ち込みます。新田はそのまま首位を快走してゴールイン。シリーズ3勝目をあげています。波乱の2着争いは、古賀と峰が戦線離脱となって坪井に軍配。3号艇の古賀は転覆失格、4号艇の峰は妨害失格となっています。