今年は夏場の開催となったびわこ大賞。周年V3の実績を残す松井がドリーム戦の1号艇に陣取る。昨年、一昨年と同様に1号艇で勝利。当然、今回も主役は譲らない。逆転を狙うのは地元の総大将・守田。3月と5月に行われた秩父宮妃記念杯では、ともに優勝戦1号艇ながら勝ち切れておらず、うっぷんを晴らす意味でも初日から全力で挑む。賞金ロード上位に位置する桐生を始め、山崎や白井も賞金加算へ躍起。大外枠の今垣も含めて、王者・松井をめぐり包囲網を敷く。

最内の松井が1マークを制圧して他艇を完全にシャットアウト！　ターンマークをかすめるように旋回した松井は、グイグイ艇を伸ばして独走スタイルを築きます。そのまま悠々の一人旅を満喫した松井が先頭でフィニッシュ。初日メインカードを快勝し、幸先のよい滑り出しを見せています。2番手は混戦模様の中2周1マークで抜け出した桐生が取り切り、山崎の猛追をしのいだ今垣が3番手に入線。