グランプリもいよいよ最終局面を迎える。ポールポジションには、今年の活躍そのままに山崎が収まった。山崎ならこの大一番でもしっかりチャンスを捕らえて、安定感抜群のターンを放ってくるだろう。調子を上げてきた毒島は「行き足中心によく上位と一緒くらい」と、センターから首位奪取を目論む。外枠からの奇跡的な勝利が記憶に新しい茅原が脅威。再び大歓声を巻き起こすか、その動向に注目したい。

展示通り茅原が2コースまで動き、162/345の隊形となります。石野が真っ先にスリットを駆け抜けていきますが、1マークまでに伸び返した山崎が他艇をシャットアウト！　力強く押し切った山崎は、続く2マークを先制してセーフティーリードを奪います。がっちり先頭をキープした山崎が優勝のゴールイン。山崎は2015年のSGV3を達成し、自身2度目となる黄金のヘルメットを戴冠しています。