6月のグランドチャンピオンに続いてビッグタイトルの優勝戦に乗り込む峰。文句なしの手応えはキープしている様子で、あとは自分との戦いに打ち勝つのみだろう。峰の1着を阻止するのは篠崎か。「悪いところがなくて満足の仕上がり」と見劣りしないパワーで、好タイミングなら1マーク先手を取る場面もありそう。強力エンジンと技で攻める中島、切れ味鋭い旋回力を持つ坪井もアウト勢だからといって無視はできない。

最内に構える峰がコンマ05のトップスタートで飛び出します。真っ先に最初のコーナーに辿り着いた峰が押し切っていくかに見えましたが、すぐ隣の篠崎が好角度の差しハンドル。耐えた峰が優勢に立つも、2周1マークで篠崎が追いついて並走状態に。2周2マーク、ここで渾身の全速ターンを放った篠崎が、峰を降してフィニッシュ。今大会の栄冠に輝いた篠崎は、2012年以来2度目のSG制覇を果たしています。なお、3号艇の市橋は転覆失格となっています。