選手をcheckして勝つ!

本命戦も波乱戦も分かりやすい!? からつで、舟券のマスターズチャンピオンになろう!
選手をcheckして勝つ! 個性派レーサー4選手の「買い」のシグナル 鈴木 隆史●本誌編集長
1485 加藤 峻二(埼玉)

72歳のスーパーレジェンド!

昨年3月に戸田で優勝を飾っているが、近況の戦歴はさみしい。スピードを欠くレース振りが目につき、1着を奪えない走りが続いている。だから、今回のマスターズでも、その評価は低いのだが、舟券の狙い目は絞ることができる。勝ち切ることは難しくても、2、3着で舟券に絡むケースは期待できるのだ。イン戦では結果は出せそうにない。加藤に舟券絡みのチャンスが生まれるのは、センター戦だ。昨年の大会でも2着が2回、いずれも高配当になっている。

■全国最近2節成績
14年3月 平和島 タイトル 2 4 6 5 4 3 4 5 6
14年2月 児 島 一般競走 5 4 4 4 2 4 4 5 4
■唐津前回成績
08年 4月 一般競走 2 4 4 4 5 3 1 4 2
2014 高塚 清一(静岡)

スピード戦得意な重量レーサー!

昨年1月に常滑で優勝を飾っている。加藤峻二に抜かれてしまったとはいえ、当時65歳だった高塚の優勝は大きな話題になった。高塚の武器はスタート力だ。前期、昨年11月以降の平均STはコンマ15である。SGやGⅠで活躍を続けるトップレーサーとも遜色のない数字だ。内でも外でもスリットで先陣を切って1マークを攻め立てるレースぶりに67歳という年齢は感じられない。2着が目立つイン戦と、ダッシュからの捲り差しに期待して舟券を狙いたい。

■全国最近2節成績
14年3月 津  タイトル 5 6 5 5 3 4 6
14年2月 宮島 一般競走 4 2 2 3 2 5 1 6 2 2
■唐津前回成績
09年 11月 一般競走 4 5 6 1 2 4
3022 西山 昇一(愛知)

冷静な立ち回りで存在感を示す!

持ちペラ制度が廃止されて、復活を遂げたレーサーだろう。昨年のデータを見ても、267走して6着でゴールしたのは、たった7回である。今回の大会でも、この走りっぷりは舟券の軸として期待できる。スタート勝負に出ることは少なく、平均STもコンマ20と早くない。イン戦でも捲り艇に対して抵抗を試みないタイプなので、展開が乱れることもない。むしろ、センター域に陣取ったときに、内側の艇が反発し合うなら、差し抜けのシーンに高配当を期待できる。

■全国最近2節成績
14年3月 徳山 一般競走 1 3 3 2 3 1 2 4 1 2 3
14年2月 児島 一般競走 1 1 3 1 1 4 2 1 1
■唐津前回成績
14年2月 一般競走 4 3 2 1 2 2 1 2 5
3200 熊谷 直樹(北海道)

熊谷のレースは展開が乱れる!

熊谷のスタート攻勢に期待するなら、スタート展示は見逃せない。そこで自信を持って突っ込んでいるなら、本番レースでの信頼度は高くなる。内からでも外からでも握って行くレーススタイルが基本だが、中でも楽しみなのは、2コースからのツケマイである。今年3月、浜名湖の準優勝戦で、イン艇の吉川元浩がFをしたレースがあったが、2コースから握って出たのが熊谷だった。内側艇がFをしていても、それでもなお捲りを敢行するので熊谷のレースは展開が乱れる。

■全国最近2節成績
14年3月 浜名湖 タイトル 1 4 2 3 5 1 1 2 5 2 4
14年2月 戸 田 GI・周年 5 1 1 3 5 6 4 4 5 1
■唐津前回成績
10年 10月 一般競走 3 3 6 2 6 1 失 5 1 2




スペシャルページへ