優勝戦は得意の唐津でV最短距離の1号艇を手にした丸野が中心。すべての舟足が揃い機力は万全。2020年に続く当地G1制覇へ連日のインからスタートまとめて逃げを決める。地元からただ一人ベスト6入りを果たした前回大会覇者の末永が相手。機歴を覆しターン回りは軽快そのもの。2コースから素早く差しに入り丸野に迫る。序盤の力強い動きが戻った佐藤は、センター3コースから小細工なしのフルターン勝負へ。出足上々の木下も準優勝戦同様にスタート張り込めれば出番は回りそう。

ほぼ横一線のスタートから丸野が1マークを先マイ。的確なターンを決めた丸野が一気に押し切り、直線で先頭に立ちます。丸野は着実に1周2マークをクリアし、グイグイと艇を伸ばしてセーフティーリードを確保。そのまま最後まで危なげない航走で丸野が1着でゴールラインを通過します。人気に応える逃走劇を見せた丸野は2度目となる唐津周年記念制覇を達成。次位には1周1マークで握って行った佐藤が入線しています。