強烈な実戦足を武器に昨年の同大会で優勝した毒島が初日、メインカードの1号艇。前検練習は普通の動きだったが、舟足の上積みを図って逃げ切りを決める。今シリーズは休み明けの参戦となる白井だが、走り慣れた水面だけに調整に関しては心配ないとみたい。自在戦から逆転駆けを狙う。瓜生は内枠両者の動きを冷静に見極めて、失敗なく抜け出しを図っていきたいところ。平本の55号機は前回、松井繁が優勝を飾ったモーター。全速強襲戦で挑む構え。

瓜生がトップタイミングで踏み込みますが、インコースから伸び返した毒島が1マークを先制。毒島は後続をシャットアウトすると力強く艇を押し進めて、あっという間に独走体勢を構築します。最後まで付け入る隙を与えなかった毒島が1着でフィニッシュ。焦点は瓜生と丸野の次位争いへ移ります。両者抜きつ抜かれつの展開のまま最終コーナーへ突入。ブイ際を突いた丸野が激戦を制して2着を確保しています。