予選トップクリアの寺田が5日目12レースを制して優勝戦も１号艇を獲得。ターン系統の上積みを図って準優勝戦の再現となる逃げ速攻を決める。V候補の一番手。出足や行き足は、ほぼ完調ムードになってきた堀本の19号機。スタートで内側へプレッシャーを与えて素早く抜け出すレースに徹したい。「3コースは得意」と自信の表情を浮かべる板橋。渾身の捲り差しから突き抜けを狙う。大峯はセンター勢の仕掛けに乗ってうまく切り込みたい。

最内の寺田が1マークを先マイするも、流れ加減になったところを堀本と板橋がすかさず狙っていきます。バックストレッチは堀本と板橋の激しい競り合いになり、勝負は1周2マークの攻防へ。ここを位置優位に旋回した堀本が板橋を引き離し、首位に立ちます。堀本は最後まで手綱を緩めることなく走り切り、見事に1着でゴールイン。徳山モーターボート大賞を制し、G2初優勝を飾っています。