予選首位通過の森高が準優勝戦11レース1号艇で登場。決して悪くない気配だが、4日目のイン戦で2着と良くはない。連日のイン戦とあって調整は合わせてきそうだが、過信は禁物だ。対抗には6号艇の菅を抜擢。チルト3度で伸びは凄まじく仕上がり出し、スタート一気にまくり決着も。地力なら片岡も軽視はできない存在。センター好位から菅を受け止めるか。西岡は4日目12レースの転覆の影響がなければ、舟足は良く勝負になる。

コンマ02と際どいスリットから握った三好が1マークを強襲。森高と片岡が抵抗気味に旋回すると3艇がもつれます。膨らんだ所をいの一番に差した西岡が先頭に躍り出ると、バックストレッチでリードをキープ。西岡は次コーナーを堅実にクリアすると、追走する森高を引き離して独走体勢に突入します。最後まで冷静なレースを披露した西岡がゴールラインを通過し、優勝戦に進出。イン残した森高が2着を取り切っています。