予選トップ通過を決めた桐生が準優勝戦11レースの1号艇を獲得。威張れる雰囲気ではないが、全体的に不足のない舟足。6号艇の山口がひとつでも内を狙って動いてきそうだが、イン指定席は死守。先マイから逃げるか。大池に丸野の内枠勢もコースは主張しそう。両者ともに出足関係は良く、大池は差し、丸野は自在戦から活路を見出したい。一発匂うのはやはり石野のカド一撃。伸び仕様なら更に面白みは増す。井上は展開を突きたい。

内2艇がゼロ台のスリットで仕掛け、桐生が1マーク先手。鮮やかな旋回を決めた桐生が堂々と押し切っていきます。桐生は1周2マークも危なげない走りでクリアして先頭を堅守。追い上げ図る大池を落ち着いてさばき、桐生が差をキープします。見事ファンの人気に応えた桐生が、1着でゴールイン。およそ6年ぶりの住之江周年制覇に王手をかけています。大池は差し順走の形となり2番手で入線。