節間の成績からも分かるように変わらず舟足は劣勢ムードの桐生。しかし、日毎に良化傾向にあるだけに1マークまで持たせて早めの逃走態勢を築いていきたい。河合の自在捌きを相手に推す。スムーズにコーナーを攻め上がって抜け出しを図るレースへ。3日目2レースは捲りが不発に終わった稲田だが再度、気迫のスタート攻勢から突破を狙いたい。6号艇の寺田だが、このメンバーに入れば足負けはなさそう。最内差しからバックは艇を伸ばしたい。

コンマ23と後手を踏むも、伸び返した桐生が先制。桐生のターンが流れ加減になると、空いた内側を野口と鈴木が差して肉薄します。なんとかこらえた桐生がバックストレッチでわずかに優勢。迎えた2マーク、桐生は冷静沈着に回って後続を引き離します。以降も危なげなく周回を重ねた桐生が先頭でゴールラインを通過。シリーズ初勝利を手にしています。見せ場を作った野口は2番手まで。