12レースの1号艇には東都のエース・濱野谷がエントリーされた。今年8月のお盆開催と同じモーター22号機とタッグでオール3連対の着付けが示す通りに行き足、回り足と日毎に上昇ムード。機力負けのない組み合わせなら、インからバチッとスタート踏み込んで逃げ一気に主導権を握る。ターン回りが軽快な海野がセンター3コースからフルターン攻勢をかけるが、2コースから差し粘る藤原も好勝負。佐藤、船岡は1マークの混戦を突いてバック浮上を狙う。

船岡がコンマ08のスタートを放つも、1マークまでに伸び返した濱野谷が先マイ。濱野谷に対して海野がまくり差しで強襲すると、直線は濱野谷と海野の一騎打ちになります。勝負の1周2マーク、位置優位に回った海野が濱野谷を引き離してここで決着。以降も周回を重ねるごとにリードを広げます。見事なまくり差しを披露した海野が節間2つめの白星を獲得。次位はイン残した濱野谷が確保しています。