SG10冠の実力者・瓜生が12レースの1枠にエントリーされた。予選5走は4連対の安定感を誇ったが、「現状はバランスは取れてるけど舟足は上位の下。3日目のレース終わりにペラを大幅に叩いた。4日目は朝から試運転します」と、調整に余念はなく舟足を押し上げてくる公算は大きい。インから圧巻の逃げを決め予選ラストを飾る。日毎に気配が上向いている上田がセンターから全速果敢に追撃。まくり差しから追い上げる毒島に吉川も差し粘り連争いに加わる。

瓜生が唯一0台で踏み込みます。カドの松尾が絞っていきますが、上田がブロックして攻めきれず。瓜生が1マークを先制します。バックストレッチでリードを築いた瓜生は、続く2マークも安定感を持ってクリア。グイグイと後続との差を広げて、悠々の一人旅を満喫します。最後まで手綱を緩めずに走り切った瓜生が、予選ラストを1着で締めくくっています。1周1マークで最内を突いて伸ばした山崎が次位入線。