12レースのドリーム戦は、1号艇の大池の引いた15号機がパッとしないモーターだけに波乱含みの一戦となりそう。それでも時間たっぷりの1回走りならば機力を整えてくるはず。勝手知ったる江戸川水面ならスリット踏み込み逃げのスタイルに持ち込む。新田、平尾のモーターも伸びひと息で、センター3コースから先に攻めの形を作れる仲谷の全速戦を相手筆頭とみる。エース機にもっとも近い23号機の権藤もダッシュ筋からパワーまかせに1マークを攻め立てる。

インの大池が1マークを先マイするもターンが流れ気味に。空いた懐を突いた新田が大池と直線で並走状態になります。次コーナーで新田は素早く回るものの、大池の差し返しが届いて両者譲らぬ展開。大池は2周1マークでわずかに先行すると2周2マークで新田と1艇身の差をつけて抜け出します。その後もトップを死守した大池が先頭でゴールイン。新田とのデッドヒートを制して初日ドリーム戦を白星で飾っています。