V最短距離の1号艇をつかんだのは準優勝戦でただひとり逃げを決めたG1戦初優出の永田。快速17号機のパワーを完全に引き出しており行き足は強烈。優勝戦の中での機力比較でも一枚上の評価だ。イン堅守から外を完封し関東王者の称号と3月の地元平和島クラシック出場キップを手にする。相手は冷静な走りが光っている佐藤に期待。準優戦同様に前づけ策に出る6枠の熊谷を入れ戦いやすい3コースを選定し全速戦で勝負。久田、山本は展開を突いて浮上図る。

熊谷が2コースまで動き、佐藤が3カドを選択して16/2345の並びになります。メイチのスタート決めた永田が他艇を完全にシャットアウト！　永田は有無を言わさぬターンで1マークを旋回すると、早々にセーフティーリードを築きます。その後もがっちり単独トップをキープした永田が1着でフィニッシュ。G1関東地区選手権で優勝を飾り、G1初制覇を達成しています。2着争いは、久田と椎名の追撃をしのいだ熊谷に軍配。