瓜生が予選ラストカードの絶好枠を占める。舟足に強力な部分はないが、バランスが取れてモーター勝率以上の動き。ここはがっちりとインコースを守り先制の逃げを打つ。毒島も調整さえ合えば舟足は見劣ることない。自在に動けるセンター好位置を確保して逆転を狙う。坂口は内寄りから手堅く差してバック食い下がるが、カド位置が見込める宮地が攻めると、軽快な実戦足を武器に宮之原が鋭く展開を突いて浮上する。

ピット離れで坂口が遅れて、毒島がひとつ内へ。坂口は3コースまで回り込み、132/456の並びになります。ノゾいた毒島とほぼ互角のスタートを決めた瓜生が1マークを先取り。まくらせず差させずの旋回で、突き放しにかかります。続く2マークで毒島が絶妙な差しハンドルを見せますが、猛チャージ仕掛けた宮地に乱され一歩後退。一人旅となった瓜生が、準優に弾みをつける白星を手にしています。