地元勢がダービー王を目指す!
峰、吉川、原田ら今年のSG覇者や当地巧者、
地元勢がダービー王を目指す!
ボートレース大村では2年連続のSG開催となる「SG第67回ボートレースダービー」が10月20日より開幕する。選考勝率の上位52人が出場する大会で、最も歴史と権威のあるSG競走と言える。さらに2020年のSG戦線も佳境を迎えつつある状況だ。賞金下位に位置する顔ぶれにとって、続く蒲郡・SGチャレンジカップ出場権を睨んでの戦いとなるし、賞金上位のメンバーも少しでも賞金を上積みして、年末の大一番、平和島・SGグランプリに向けて優位に運びたいはず。それだけに、いつも以上の白熱バトルが繰り広げられそう。
ボートレース界トップクラスの精鋭52人が集結しているだけに、V候補を絞るのは難しい。それでも、今年のクラシックを制した吉川元浩(兵庫)、オールスター覇者・篠崎仁志(福岡)、グラチャン覇者・徳増秀樹(静岡)、オーシャンC覇者・峰竜太(佐賀)、メモリアル覇者・寺田祥(山口)の5人は注目を集める存在となるだろう。特に篠崎は今年7月の当地GII誕生祭でも優勝を飾っており、水面相性も不安はない。今節もパワー全開の走りで初日から大暴れに期待したい。
また、当地実績面で言えば湯川浩司(大阪)、石野貴之(大阪)、毒島誠(群馬)にSG優勝歴あり。中でも、毒島は昨年のメモリアルに続く大村SG連覇が懸かる身だ。
地元勢は原田幸哉(長崎)、赤坂俊輔(長崎)、桑原悠(長崎)の3人が参戦。原田は大村GI4回を含む当地V12は今節ナンバーワンだ。持ち前の速攻力を駆使して強力遠征勢に立ち向かう。
伏兵勢ではSG初出場となる宮地元輝(佐賀)に注目したい。当地は一般戦ながら5節連続優出中と調整は手の内に入れている感がある。この大一番で大仕事をやってのける可能性も!?
