総展望
2016年のSG覇者全員が集結。
グランプリ2ndシードの"賞金ベスト6"を狙う!
クラシック優勝者の坪井康晴(静岡)、オールスター優勝者の平本真之(愛知)、グランドチャンピオン優勝者の山崎智也(群馬)、オーシャンカップ優勝者の石野貴之(大阪)、メモリアル優勝者の菊地孝平(静岡)、ダービー優勝者の瓜生正義(福岡)と今年のSGロードV戦士が全員揃った。
暮れのグランプリに向け、ベスト6入りを懸けた戦いは熾烈を極めるが、大村との相性という点で期待大なのは山崎。昨年の当地オールスターでの優勝はまだ記憶に新しい。良いイメージを持っての参戦だけに大いに期待したい。石野も今年4月に自身初の完全優勝を達成したのがここ大村。水面に対する印象度は山崎と変わらないはすだ。
坪井は近況当地での優勝はないものの周年、誕生祭と優出は数知れず。相性度は決して悪くはない。昨年の誕生祭の覇者・瓜生、一昨年の誕生祭では最後の土壇場でクラシック出場権を獲得した池田浩二(愛知)も大村水面のイメージは悪くないはずで、気合の入るところだ。王者・松井繁(大阪)も賞金ベスト6入りへ正念場となる。
ベスト18入りを目指す選手では、石野同様に当地完全優勝の実績を持つ吉川元浩(兵庫)と赤岩善生(愛知)の2人に注目。当地とは相性が良く、十分期待できる。
2016年SG優勝者
坪井 康晴
平本 真之
山崎 智也
石野 貴之
菊地 孝平
瓜生 正義
SGで活躍する平山と遠藤が中心。
近況好調&水面相性抜群の長嶋が特別戦初制覇へ!
昨年の覇者・寺田千恵がフライング休みで不参加だが、女子のトップクラスはほぼ全員と言って良いほど参加となった。なかでも注目は平山智加(香川)。先の福岡ダービーではSGでは女子初となるドリーム戦1号艇。まんまと逃げ切り、女子では横西奏恵さん(引退)以来2人目となるSGドリーム戦勝利を挙げた。このシリーズは平山が軸となって展開されるのは間違いのないところだ。
平山の最大の敵となりそうなのは遠藤エミ(滋賀)。昨年から今年のダービーまで5回のSG出場からも、この1年のはかり知れない成長度が見てとれる。
今年の調子から言えば、ともに優出14回、優勝4回の松本晶恵(群馬)と長嶋万記(静岡)が挙がる。この勢いを駆ってシリーズに全力投球だ。
なかでも長嶋はもっか大村では2場所連続優出中でともに準優勝と、水面相性は抜群だ。今年の好調度を思えば平山の前に大きく立ちはだかる存在になることは間違いないだろう。
今年は優勝こそないが日高逸子(福岡)、山川美由紀(香川)のベテラン両者も忘れてはなるまい。年齢を感じさせない積極的な攻めでファンを魅了することは想像に難くない。
※登録第4387号平山智加選手(香川支部)は公傷の為欠場となりました。予めご了承ください。