ドリーム戦
ドリーム戦8月22日(火)(初日)第12R ●2022年6月~2023年5月の各地区獲得賞金上位の5名と、開催施行者推薦1名
1号艇 近畿地区代表 びわこ推薦(GP優出者)
4262 ばば よしや
馬場 貴也
A1・滋賀・39歳
| 全国 | 7.60 | 福岡 | 6.85 |
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昨年MVPが完全復活へ!
直前のSG・児島オーシャンCで圧巻の走りを披露した。茅原悠紀のスリット攻勢に阻まれて優勝こそ逃したものの、7戦6勝で優勝戦絶好枠を獲得。高速ターンが冴え渡り、昨年のMVPが強烈な存在感を放った。
その昨年はダービーで優勝を飾り、グランプリは準優勝。GIでは10優出V2と破格の安定感を誇った。賞金トップの座こそ譲ったものの、年間通じて見せた強さは最優秀選手にふさわしいものだった。
今年は住之江地区選で優勝があるものの、昨年ほどの際立つ強さが見られぬ中、SGで大活躍して一気にリズムアップ。福岡ではこれまで目立った実績こそなかったが、昨年11月のダイヤモンドCで優出3着。水面克服も時間の問題になってきた。輝きを取り戻しつつある昨年のMVPが博多水面で完全復活へ。
2号艇東海地区代表 浜名湖推薦(GP優出者)
4524 ふかや ともひろ
深谷 知博
A1・静岡・35歳
| 全国 | 7.18 | 福岡 | 6.21 |
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スピード旋回で道を拓く!
昨年の鳴門チャレンジCで2回目のSG優勝。GIIレディースCCに出場していた鎌倉涼との夫婦同時優出で注目を集め、優勝戦では6枠克服の道中逆転劇と、ド派手な活躍だった。勝負駆けに成功して乗り込んだグランプリでもファイナリスト入り。トップシーンに欠かせない存在になってきた。
今年に入っても芦屋オールスターを筆頭に、びわこBBCT、浜名湖地区選、多摩川周年とSG・GI4優出と結果を残す。ただ近況は徳山グラチャン、児島オーシャンCと予選敗退が続き、流れを変える快走が待たれる。当地はこれまで7節走って4優出だが、優勝はなし。2年前のクラシックでも初日ドリームスタートながら、節間未勝利の予選敗退と悔しい結果に終わっている。水面克服とリズムアップに照準を合わせ、持ち前のスピードターンで道を切り拓く。
3号艇 中四国地区代表 前年度優勝者(丸亀推薦)
4459 かたおか まさひろ
片岡 雅裕
A1・香川・37歳
| 全国 | 6.92 | 福岡 | 6.70 |
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アウト一発で大会連覇へ!
前年度覇者がメモリアル連覇に向けて静かに闘志を燃やす。昨年のメモリアルでSG初戴冠を果たし、上位戦線に浮上。四国を代表するレーサーへと成長した。
SG出場5節で4優出V1という昨年の素晴らしい成績を考えると、今年の成績は少し物足りなさもあるが、昨年も夏場から一気に調子を上げていったので心配は無用。今年も7月尼崎甲子園を制して全グレードレース制覇と、リズム自体は決して悪くない。
強みは何と言ってもアウトからでも一発を狙ったレースができること。昨年のメモリアルはフライング艇が発生したにせよ6コースからの優勝、今年の甲子園も4コースからの捲り差しだった。とにかく優勝戦に駒を進めればチャンスあり。64、65回大会の毒島誠に続く大会連覇を虎視眈々と狙っていく。
4号艇関東地区代表 福岡(開催施行者)希望
4787 しいな ゆたか
椎名 豊
A1・群馬・34歳
| 全国 | 7.12 | 福岡 | ― |
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スタート力発揮できるか?
昨年の尼崎オーシャンCで初のビッグタイトルを獲得。序盤から節イチ級にモーターを仕上げると、SG初の予選突破が首位通過。そのまま一気に頂点まで駆け上がった。暮れにはグランプリの舞台にも立った。
さらなる成長を期待されて迎えた23年は、ここまで6優出で優勝2回(7月26日現在)。特別戦の優出は4月の大村GII誕生祭のみと思ったような成績を残せていない。しかしGIは2月江戸川地区選、5月平和島周年では予選を突破。SGでも芦屋オールスター、徳山グラチャンと準優に駒を進めており、地力アップを印象づけた。連覇を狙った児島オーシャンCで予選2日目に痛恨のフライングを切ったため、持ち前のスタート力をどこまで発揮できるかは微妙だが、当地は優勝歴もあり相性は上々。蒲郡ダービーはF休みとなるだけに結果を出したいところだ。
5号艇 九州地区代表 直前SG優勝者(芦屋推薦)
4831 はの なおや
羽野 直也
A1・福岡・28歳
| 全国 | 8.07 | 福岡 | 7.63 |
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地元SG初Vへ好機到来!
7月末の児島オーシャンCで悲願のSG初Vを達成し、SG優勝戦最高配当を更新した。22歳にしてGI初優出初Vを飾った大村65周年は語り草だが、20代の選手のSGVも15年蒲郡メモリアルの篠崎元志以来で、世代交代の旗手なのは間違いない。
羽野の凄さはターンスピードもさることながら、レースでの勝ち筋を素早く探し出す天性のレースセンス。3月の芦屋70周年の優勝戦でFを切りGIは6ヵ月間出場停止となったが、これで逆に「SGで稼がなければならない」という集中力が加わったことが先日のSG初Vに繋がったと言える。
当地はVこそないもののGI3優出と実績は十分。以前から、「地元のSGやGIを勝つことが目標」と公言しているだけに“旬”の今は、悲願達成の最大のチャンスだ。
6号艇施行者推薦 住之江推薦
4168 いしの たかゆき
石野 貴之
A1・大阪・41歳
| 全国 | 7.70 | 福岡 | 7.08 |
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SGV2の自信持つ水面!
当地開催のSGで複数回優勝している選手は今節3人いる。その1人が石野貴之だ。17年のオールスターと、21年のクラシックで優勝している。当初は当地水面を得意としている感がなく、うねりを気にする話もしていた。一転するきっかけは17年のオールスター。序盤から上位着を重ねて、優勝戦でも茅原悠紀の捲り差しを寄せ付けずに押し切った。
コメントでの裏付けもある。クラシック優勝戦の当日午前に聞いた話だ。「福岡はエンジンを引き出せば、うねりを乗り越えられる。エンジンが出ていれば大丈夫」その時は緊張感よりも、あふれる自信のほうが印象に残ったほどだ。
今年は5月芦屋のオールスターで優勝。さらにSG優出も3回もある。この好調ぶりに加えて当地SGV2の実績は、今回の好結果にも繋がってくるはずだ。