「今年は浜名湖レディースCで2回目のGIを勝てたし、多摩川レディースCCも獲れたりと去年と比べると結果は残せているけど、SGの舞台で全然結果を残せなかったのが悔しい。納得はしていません。レディースCを勝って、SGチャレンジC出場が見えたのに、そこから全然結果を残せなかったから…。『また出られなかったな』と思って、本当に悔しかった。グランプリを目指してやっているので、現状で満足することはありません。

「新勝率7.85で女子トップ、自分の中でも過去最高の数字を残せました。やっていることはずっと一緒で、調子が良いか悪いかだけだと思っていますが、今年は伸び型の仕上げにも挑戦しました。20年間選手をやってきて、新しいことに挑戦していかないと、成長もないので。以前はターン回り重視だったけど、今は『ターン回りを捨ててでも…』というイメージでやっていて、そっちのほうがレースがしやすいです。やっぱり1着を獲

「クイーンズクライマックスはずっと出たいと思っていました。16年は調子が良くて出られそうだったのに、常滑ヤングダービーでFを切って出られませんでした。今回は地元福岡での開催だし、初出場できることに感謝して、一走一走気持ちを込めて走りたいと思っています。
　今年は浜名湖レディースCで優勝戦に乗れたけど、自分では『まだまだこれから』と思っているし、もっと上を目指して走

「今年は夏場だけ、プロペラを合わせ切れずに低迷しましたね。浜名湖レディースCもモーターは良かったんですが、合わせ切れなかった。でも暖かい季節以外は良かったし、また涼しくなってきてプロペラが合い出しました。それなりに調整が当たっていて、リズムは良いです。
　11月に地元・蒲郡のAレディースで約3年ぶりに優勝ができて、ホッとしました。ずっと優勝したいと思っていたし、もう

「自分が『クイーンズクライマックスに出たい』とか『目標です』と言うのはちょっと違うと思っていましたが、2年前の桐生レディースCCに出られたことで少し自信がつきました。去年も4月に宮島Aレディースでデビュー初優勝できたり、初めてA1級になれたりと、リズムが良くなってきたと感じていました。
　それでも、A1級をキープすることだけを考えて1年走ってきたら、ここまで来たって感じです。5月の鳴門ヴィーナスSで

「今年はA1級の勝負駆けとか、いろいろと勉強になった年でした。多摩川レディースCCで勝負駆けが成功したのは、自分でも驚きでしたね。今年は賞金ランク的に結構厳しい位置だったし、『乗れたらラッキー』って思っていたので。
　福岡は大好きな水面なので、12人に残れたら大きいなと思っていたし、楽しみでいっぱいです。最近は少しずつリズムも良くなってきているので、良い流れで臨みたいですね。