2度目の賞金王に輝いた昨年グランプリ優勝戦は狭い水面、深い進入、向い風とイン逆境の中、コンマ01の極限スタートで逃げ切った。「最優秀」「最多賞金獲得」「最高勝率」「最多勝利」「記者大賞」の5冠は史上初の快挙。

福岡実績 デビュー16年半で通算1400勝を超えているが、初勝利は3節目の当地だった。大外捲り1着で3連単は3番人気の1940円。当時からファンの期待が集まっていた。当地SGは3優出で「2・2・3」着。次こそは優勝をつかむ。

1月徳山周年、8月下関メモリアル、12月若松BBCTを優勝し、GP準優勝と昨年はコンスタントに活躍した。自身2度のSG制覇はともに準完全V。現状を打破する思い切った整備力があり、勢いに乗ったら止まらない。

福岡実績 07年の当地GPを知る1人で、優出こそ逃すも順位決定戦の1号艇をしっかり押し切っている。09年のオールスターは上位で予選突破し、前回の67周年は3連勝から予選1位通過の実績を残す。当地初Vを大舞台で決める。

昨年は得意の夏場にエンジンがかからずGP出場も不安視されたが、10月以降に大村ダービー準優勝、桐生周年と蒲郡チャレンジC優勝と巻き返し、トライアル2nd1枠を確保。今年も頂点を目指しSG戦線を戦い抜く。

福岡実績 一般戦では6コースからの優勝もある当地は、GIで3年連続優出中と抜群の安定感を誇る。直近2年は準優でセンターから0台スタートと、勝負所ではもう一つ上のギヤに。艇界屈指の旋回テクニックでうねり攻略。

大村ダービーでSG初優出初優勝を飾り、現役レーサーでは最も登録番号の若いSGウイナーとなった。昨年1月には自身2度目の浜名湖周年Vもあり、GPのトライアル2nd発進を経験。スターへの階段を着実に上る。

福岡実績 11年の当地初参戦から通算5節と実績はまだ少ない。16年の周年は予選敗退も、初日イン戦を押し切り5度の舟券絡み。一般戦は4節すべて優出と苦手意識はなさそう。ダービー王の誇りを胸に、当地の新たな実績を作る。

今大会は戸田、平和島と連続V中で相性抜群である。前回大会は予選4位通過から優勝戦の1号艇をゲット。準優では2コースから目の覚めるような捲りで快勝し、流れを引き寄せた。前人未踏の同一SG3連覇に挑戦する。

福岡実績 当地は07年GPでSG初制覇の快挙を達成したメモリアル水面だ。トライアルで見せた6コースからの豪快な捲りは鮮烈だった。近年も65周年、19年オールスター、67周年と3連覇中。調整が合う当地実績は地元勢を凌ぐ。

住之江オールスターで歓喜のSG初優勝。SG2冠の兄・元志と49年ぶり史上2組目の兄弟SG覇者となった。昨夏には尼崎、大村でGII連続Vも達成。昨年逃したGPファイナルへ、地元開催のSG開幕戦で勢いをつける。

福岡実績 当地で07年にレーサーの一歩を踏み出し、10年の新鋭リーグで初優勝、13年のオールスターでSG初出場と節目を刻む。60周年を含めて当地13優勝は現役ナンバー1で、うねり対策にも自信。純地元でのSG獲得は悲願だ。