優等生67＆71は季節不問のハイパワー
40、51、60は数字以上の仕事に期待！

福岡のモーターは昨年7月の初下ろしから約8ヵ月が経過した。季節や温水パイプの装着に関係なく、67と71の動きが抜けている。67は唯一の2連率50%超のモーターで、初使用からこれまでプロペラや部品の交換もなく、良い状態をキープしている。

71は12節使用してA1級が4節、A2級が1節、残りはB1級と乗り手に恵まれていないが、勝率トップのメーカー機。誰が乗ってもレース足が抜群に良く実戦向き。この2基を引き当てた選手が優勝争いをリードしそうだ。

また2連率では目立たないものの、40は重量級レーサーが乗っても出足中心に動きが良く、51は2月一般戦で泥谷一毅が節イチ級に仕上げた。60は直線系の足が良くなっており、上昇カーブを描いている。

初下ろしから強力パワーで8月一般戦で須藤博倫が準完全V。基本は伸び型だが、出足関係の仕上がりも良い。

9月Aレディースで大山千広がデビュー初優勝。11月GIでは吉田拡郎が準優勝するなど出足関係は抜群だ。

11月GIで松村敏が3勝してから上昇カーブを描く。1月3Daysは篠崎元志が伸び型の上位に仕上げて5戦3勝。

初下ろしから伸びに定評があり、11月GIの椎名豊は捲りで4勝、3月一般戦でも待鳥雄紀が捲りで3連勝。

近況はやや下降ムードも11月GIでは松井繁が前検日から別格の動き。全3連対と強さを見せつけ優勝した。

2月末まで13節使用しA級は5節のみ。目立った活躍はないが、誰が乗っても出足を中心に上位クラスの動き。

11月GIは藤岡俊介が使用。予選落ちとなったが終盤に3連勝とモーターは動いていた。特徴は伸び寄り。

モーター2連率 ベスト15（2017年7月・使用開始～2018年2月28日）

●福岡はチルト1.5度まで使用できます。

順位	モーター 番号	2連率	勝率
1	67	50.9%	6.30
2	71	47.3%	6.34
3	15	46.8%	6.04
4	63	45.4%	5.93
5	22	44.0%	5.51
6	28	41.6%	5.29
7	48	41.2%	5.74
8	25	40.5%	5.74

順位	モーター 番号	2連率	勝率
9	56	40.0%	5.74
9	41	40.0%	5.36
11	23	39.6%	5.66
12	32	39.3%	5.79
13	50	38.7%	5.74
14	42	38.1%	5.50
15	58	38.0%	5.38