2連率上位15モーター徹底分析
| 1位 | 59号機 | 評価S | 2連率73.5% |
| 5節使用されて優出4回、優勝1回と文字どおりのエース機候補。9月オールレディースで小野生奈が全部の足を引き出して優勝した。特に行き足から伸びにかけては強烈で、展示タイムでも目立った数字を出していた。課題があるとすれば、回り足と乗り心地か。 | |||
| 2位 | 60号機 | 評価B | 2連率51.5% |
| A1級の3選手全員が優出している堅実機だ。お盆戦では、白水勝也がF2の身ながらも優勝戦に駒を進めた。特徴は出足型だが、伸びをつけてきた選手もいた。調整次第では、好みの足を手に入れることができそうだ。SGクラスなら数字どおりの実力を発揮する。 | |||
| 3位 | 68号機 | 評価B | 2連率49.2% |
| 優勝こそないが、A級が乗れば優出3回と安定感がある。行き足が抜群で、9月オールレディースの岩崎芳美はスタートが安定していた。その半面、気温や湿度の変化に手を焼くこともある。調整を外した場合、乗り心地と出足が落ちるケースがあるので注意したい。 | |||
| 4位 | 75号機 | 評価A | 2連率48.3% |
| 初下ろしの伯母芳恒は出足、伸びともに抜群。その後は枝尾賢と江崎一雄の地元勢が優勝こそ逃したものの、優勝戦の中でも上位級の舟足に仕上げていた。強調したいのはB級選手が乗っても足は悪くなかったこと。ダービーでも注目モーターのひとつになるだろう。 | |||
| 5位 | 49号機 | 評価A | 2連率46.7% |
| 8月の低調機シリーズでは浅見昌克が頭ひとつ抜けた仕上がりで予選1位通過、準優と優勝戦も圧勝という王道レース。その次のオールレディースでの香川素子も仕上がりは万全だった。特に目立ったのは出足と回り足とはいえ、伸びも上位グループには入っていた。 | |||
| 6位 | 52号機 | 評価B | 2連率46.0% |
| 初下ろしで出畑孝典が準優勝。「スタートが決めやすい足」と実戦での強さが目立った。その次の前川守嗣は転覆して途中帰郷だったものの、モーターに影響はない。お盆戦では藤丸光一が優出。道中は調整に苦労したとはいえ、最後はきっちりと仕上げたのはさすが。 | |||
| 7位 | 32号機 | 評価B | 2連率45.9% |
| 初下ろしから強力な動きを見せているモーター。序盤は伸び仕様の印象が強かったが、7月ほぼオールレディースで日高逸子が優出してからは出足系にシフトチェンジしている。9月オールレディースでも淺田千亜希が強力な回り足で道中競りでの強さを発揮していた。 | |||
| 8位 | 46号機 | 評価A | 2連率44.3% |
| 初下ろしから3節は目立った動きはなかったものの、8月一般戦で優出4着だった山本兼士から気配一変。自他ともに認める節イチ級で、特に回り足は強力そのものだった。その後も安定して水準以上の動きを見せ、特徴はやや出足寄りながらバランスよく仕上がる。 | |||
| 9位 | 14号機 | 評価B | 2連率42.6% |
| 初下ろしから準優進出を逃したのは1度のみ。ただ、パワーで圧倒していたのは8月一般戦の渡邊伸太郎のみ。お盆戦の松崎祐太郎は2度の事故から伸びは下降も、9月オールレディースの守屋美穂は出足を引き出して着順を稼いでいた。調整が合えば勝負になるモーターか。 | |||
| 9位 | 34号機 | 評価C | 2連率42.6% |
| 6月の初下ろしシリーズで石田政吾が優出を果たしたものの、以降は目立った活躍なし。当地巧者の星野太郎が「少しでも調整を外すと乗れなくなる」と話したように、中堅機の域は出ていない。調整次第で一変の余地は残すが、現状は上位機とのパワー差を感じる。 | |||
| 11位 | 48号機 | 評価C | 2連率41.4% |
| 8月お盆戦の平田忠則以降、森永淳、竹井奈美と乗り手に恵まれて勝率を稼いだ。そのなかでは竹井が優出したが、優勝戦では明らかに劣勢ムードだったように、パンチ不足は否めず。展示タイムが出ない傾向もあり、残念ながら勝率のような気配は見られない。 | |||
| 12位 | 20号機 | 評価A | 2連率40.4% |
| 6月初下ろしシリーズの國崎良春、8月お盆戦の待鳥雄紀と地元両者がいずれも強力な足に仕上げて優勝。出足、回り足型に仕上がることが多いが、待鳥は行き足の延長で伸びも来ていた。実戦足に関しては間違いなく上位クラス。注目して損はない一機だろう。 | |||
| 13位 | 51号機 | 評価D | 2連率40.0% |
| 航走タイムワースト機だが、初下ろしの吉本正昭は超抜気配。7月ほぼオールレディースでは淺田千亜希が優出したが、優勝戦で転覆。クランクシャフトが換わってから激変し、北野輝季、伊藤玲奈は中堅下位。2連率は高いが評価はDランクで苦戦を強いられそう。 | |||
| 13位 | 71号機 | 評価C | 2連率40.0% |
| 初下ろしの曾根孝仁は軽快な動き。その後の4節もすべて予選突破と安定して結果を残しているが、動き自体は安定性に欠ける。2節前の益田啓司は伸び一本で出足がなかったし、日高逸子も競ったときの足に不安。調整の幅が狭いモーターで本体整備を含めて忙しくなる。 | |||
| 15位 | 55号機 | 評価B | 2連率39.1% |
| 初下ろしの長岡茂一は出足型の中堅上位。続く松田竜馬はピリッとしなかったが、7月ほぼオールレディースの森岡真希は出足上位。池田剛規の妨害失格の影響もなく、8月黄金井力良が優出成功。前回使用のルーキー薮内瑞希も展示タイムはつねにトップ争い。 | |||
