今回は「SGチャレンジカップ」と「GIIレディースチャレンジカップ」の2つが同時開催されます。全国でも1位、2位を競う“イン天国”の芦屋なら、穴党はダンマリかなぁ…と思っているファンの方々も多いとは思います。
ですが、それは番組のカラクリなんですよ。芦屋のGIII・一般戦はイン有利の企画レース「サンライズレース」が12レース中7レースもあります。その企画レースが、インの1着率を大幅にハネ上げているんですよね。
“一発逆転ホームラン”を狙うトップランカーが集まるチャレンジカップや、暮れのクイーンズクライマックスの出場権獲得を狙う女子トップレーサーが、1マークでアツい火花を散らすんですから、荒れないわけがないですよね。僕は今回シリーズで、芦屋のイン神話がことごとく崩れ去る気がしてなりません!
ならば、芦屋で「穴」が出るパターンを研究してみましょう。芦屋はどことなく多摩川に水面レイアウトが似ているような気もしますが、多摩川のように5コースや、6コースからの捲り一撃はそう簡単には決まりません。
この時期の芦屋は、大体追い風が吹いています。この追い風が5m以上吹いたときこそが、差す選手が「穴」を演出する大チャンスなんですよ。追い風が強めに吹いてきたら、差しに構える2、4コースの選手をトコトン狙ってみてください。バックをスルスルと伸び上がって2マークを先取り。そのまま栄光の「万穴」ゴールを駆け抜けてくれるはずですよ!
追い風が強いときの4コースカドに菊地孝平、吉田拡郎、柳沢一らダッシュのスタートがめっぽう早い選手や、小野生奈、竹井奈美といったやたらと攻めっ気が強いタイプの選手がいるときも要チェックです。マーク策に出る5コースの選手が捲り差し一閃で1着なら、間違いなく「万穴」でしょうね。舟券も思い切ってチャレンジしましょう!
芦屋で開催される「万穴」チャレンジカップが今から楽しみで仕方がないです!