超舟券術

MEMORIALな第60代チャンプに名を刻むために!
「超」舟券術 松長彰の極私的総展望&ドリーム戦分析

総合力ならば、隙のない強さを見せつける池田、瓜生だが、
本物の強さを手にして堂々と2連覇に挑む毒島がシリーズをリードか!?

"強さ"トップの毒島、"運"を呼ぶ吉田

ボートレーサーの"強さ"の定義についてここで語るつもりもスペースもないが、経験とか実績とかしがらみとか、そういったものを抜きにして、純粋に「技量」という側面だけで見た場合、いま最も強いボートレーサーは毒島誠(群馬)だと思う。その毒島が、SG初優勝を達成した1年前の大会に続く2連覇に挑む。何事も起こらなければその可能性はかなり高いと見ているが、逆にSGで何事も起こらない確率はそう高くない。

よく「運も実力のうち」というが、丸亀・オーシャンカップ(以下、OC)を制した吉田拡郎(岡山)が引き寄せた"運"はまさにそうで、実力ある者にしか"運"はめぐってこない。さらに重要なのは、その勝利によって勝ち得た吉田の自信の深さだ。毒島は昨年大会を制して本物の"強さ"を手に入れたが、吉田の身に同じことが起こっても誰も驚けない。

オーシャンカップ予選落ちの有力選手注意

ナイター開催では、事あるごとに「ナイター実績のある選手が有利」とされてきたが、プロペラ制度の変更によりその説も完全に説得力を失った。今回もやはり"良いモーター"を引き当てた選手が断然有利となる。OCでは予選落ちした田村隆信(徳島)や井口佳典(三重)、湯川浩司(大阪)、さらには1勝もできなかった新田雄史(三重)や山口剛(広島)らが初日から目の覚めるような快進撃を見せても何の不思議もない。本来の走りではないとか言われながらもしっかり優勝戦に乗った池田浩二(愛知)と瓜生正義(福岡)の、総合力では現役最強のこの2人も、優勝候補を挙げるならやはり落とせない。

毒島や吉田より若い世代でとなると、もう篠崎仁志(福岡)か桐生順平(埼玉)かということになるが、私の中で"最強"のはず(?)の峰竜太(佐賀)も含めて、なんとか3日目が終わったあたりで「気づいたら得点上位」という感じで進んでいたらと思うのだが、このあたりが人気選手のつらいところ。今回はあまり期待せずにそっと見守ることにしよう。

レース写真

脅威は5号艇の井口だが、瓜生、山口の実績を信頼!

ドリーム戦は、[3]毒島が枠番を主張するので動きはなさそうだが、隙を窺う[6]田村の動向には注意を払いたい。枠なりなら[4]松井がカドになるが、その場合でもむしろ怖いのは5コースの[5]井口だ。浜名湖・グラチャンや蒲郡周年で5コースから鮮やかな捲り差しを決めている。

とはいえ、ひと頃はインで差される姿もよく見られた[1]瓜生も、今年は33回入って29勝というなら信頼度は絶大。[2]山口も難しいとされる2コースで今年はインと同等の成績を残す。この安定感抜群の内勢に、何をしでかすかわからない外枠の銀河系コンビを絡ませる舟券が本線の狙い。

穴なら前記した[5]井口の一発になるが、それをバシッとここで決めるためには、まず良い部類のモーターを手にしていることが大前提になる。

ドリーム戦予想
ドリーム戦8月26日・第12レース出場予定選手枠番別全国成績&対戦成績
枠番 登録
番号
選手名 枠番別全国成績(最近6ヵ月) 対戦成績(最近2年)
出走回数 1着率 2連率 3連率 瓜 生 山 口 毒 島 松 井 井 口 田 村
1号艇 3783 瓜生 正義 28回 85.7% 92.8% 96.4% - 7-8 15-10 24-13 18-11 16-9
2号艇 4205 山口  剛 24回 20.8% 62.5% 83.3% 8-7 - 6-9 14-15 9-6 8-11
3号艇 4238 毒島  誠 14回 35.7% 64.2% 71.4% 10-15 9-6 - 12-15 10-10 11-14
4号艇 3415 松井  繁 15回 6.6% 40.0% 66.6% 13-24 15-14 15-12 - 22-17 16-9
5号艇 4024 井口 佳典 15回 13.3% 26.6% 46.6% 11-18 6-9 10-10 17-22 - 15-10
6号艇 4028 田村 隆信 18回 0.0% 33.3% 44.4% 9-16 11-8 14-11 9-16 10-15 -