チャレンジカップの3連単

Wチャレンジカップでダブル獲り!チャレンジカップの3連単 石井誠司 ●『マンスリーBOAT RACE』編集長 賞金ランキング表と電卓を手に、体重ギリギリの選手の勝負駆けに乗れ!

SGチャレンジカップ&GIIレディースチャレンジカップの舞台は「海響ドリームナイター」の下関です。下関はナイター開催になってからのイン1着率が約60%と全国トップクラスの“イン天国”になりました。


でも、万穴が飛び出すポイントはあります。それは“風”です。緩やかな向かい風が吹いているときは逃げがビシバシと決まるので、我ら万穴党は“見”がオススメ。お地蔵さんになりましょう。逆に5m以上の向かい風や、追い風が吹いたときはイン逃げが決まらなくなって本命党の出番がなくなります。捲り、差し、捲り差しといったバラエティー豊かな決まり手が飛び出して「万穴ドリームナイター」になりますよ!


チャレンジC、レディースチャレンジCで舟券勝負をするのに絶対に必要なものを挙げておきましょう。それは『獲得賞金ランキング表と電卓』です。グランプリが18人枠となってから賞金争いは熾烈になり、100万以下の差で明暗が分かれるシーンが多く見られるようになってきました。電卓を叩いて選手の獲得賞金を計算してください。その額が彼ら、彼女らのモチベーションに直結します。優出ならグランプリ、クイーンズクライマックスに乗れる。特別選抜A戦の1着賞金を加算すれば18人枠にギリギリ踏み留まれるといった、チャレンジCでは当たり前の光景を舟券に繋げれば、驚くほど簡単に高配当がゲットできます。獲得賞金ランキング表&出走表と、毎日にらめっこしてください。


最後にもうひとつ、9月の63周年は選手になって初めて重りを背負った白井英治が「減量するとこんなにモーターが出るんだ!」と言って優勝しました。確固たるエース機が不在の下関はモーターの判断が難しく、その節、その節で活躍するモーターが変わります。白井が乗っていた53号機はそこまでの評判機ではなかったので、もしかしたら体重の“重い・軽い”がモーターの良し悪しを読み解く大きなヒントになりそうな気が・・・。僕は男女ともにギリギリの体重で乗っている選手の舟券を買って“万穴”獲得にチャレンジします!