※登録第3783号瓜生正義選手（福岡支部）は欠場となりました。予めご了承ください。

今年2つめのSGタイトル獲得狙う白井が本命。
篠崎、中田、羽野ら新興勢力のSG初優勝に期待！

初めてナイターSGが開催されたのが2002年の蒲郡・第48回大会。今では「夜の祭典」としてすっかり定着した。まるがめのSGはSG初優勝の宝庫。21世紀以降、8回のSGで7人の新SGウイナーを誕生させた。今年もニュースターの誕生なるかに注目が集まる。

とはいえ、近況の成績や水面相性もやはり大事。当地周年を3年連続優出中で、今年の徳山グラチャンを制した白井英治（山口）が本命だ。浜名湖クラシックでも優勝戦1号艇と、今年は昨年まで以上に充実している。峰竜太（佐賀）は昨年の当地オーシャンCで悲願のSG初優勝。今年3月のGIIIでも優勝と、一気にまるがめがドル箱水面になった。現モーターで2回走っている強みを生かして優勝争いをリードする。

池田浩二（愛知）は、03年グラチャン、09年メモリアルと21世紀のまるがめSGを唯一2つ勝った選手だ。今年はオールスターで節間3勝、グラチャンで節間4勝と復調気配を見せており、得意水面で完全復活を狙う。ブルーナイターでSG・GIを12節走って予選突破9回、4優出V1の実績を誇るのが松井繁（大阪）だ。09年の当地・第55回大会は、優勝戦1号艇で準優勝と涙をのんだ。13回目のSG優勝＆メモリアル初優勝へ前進あるのみか。まるがめでSGとGIを勝っている毒島誠（群馬）も要チェック。地元トリオの中心は森高一真（香川）だ。

初優勝の多いまるがめSGのトレンドに沿って探すなら、篠崎仁志（福岡）が有力候補だろう。昨年のオーシャンCで予選首位通過。SG制覇にまた一歩近づいた。中田竜太（埼玉）は昨年の当地周年でGI初優勝。同年の蒲郡GIヤングダービーも勝ってグランプリ出場を決めた。ブレイクした水面でSGも勝つか。

前述の池田や、今回は不出場の石野貴之のように、まるがめで初めてSGを勝って、その後大スターになった選手もいる。今回の出場メンバーでは次世代スター候補の羽野直也（福岡）、仲谷颯仁（福岡）に注目だ。もちろん、SG初制覇へ機は熟している地元・重成一人（香川）の優勝もあり得るとみている。

2018年獲得賞金額ベスト50 （2018年1月1日～7月16日）■はSG第64回メモリアル出場選手