ドリーム戦

ドリーム戦 7月21日(火)(初日)第12レース 出場選手 ●選出順位上位6名
 
選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 5月 桐 生 GI・周年 3着
19年 6月 住之江 GI・周年 優勝
19年 7月 浜名湖 GII・甲子園 5着
19年 8月 びわこ GI・周年 3着
19年 10月 平和島 GI・周年 4着
19年 11月 福 岡 GI・周年 優勝
20年 1月 徳 山 GI・周年 4着
20年 1月 唐 津 GI・周年 5着
20年 2月 下 関 GI・周年 5着
20年 3月 尼 崎 GI・周年 4着
20年 4月 多摩川 GI・周年 6着

特別競走なら毎月優出を外さない安定感がある。昨年は住之江周年と福岡周年で優勝した。初日に上位着を獲れば、そのまま突っ走る。予選得点率1位、準優1号艇、優勝戦1号艇が必勝パターンだ。その意味でも初戦のドリーム戦の成績がシリーズの行方を左右する。スピードターンを支える乗り味が来るかどうか。当地は17年の64周年での優勝歴がある。そのシリーズもドリーム戦は上位着からのスタートだった。

選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 6月 住之江 GI・周年 2着
19年 9月 住之江 GI・高松宮 3着
19年 9月 鳴 門 GI・周年 優勝
19年 10月 若 松 GI・周年 4着
19年 11月 蒲 郡 GI・周年 優勝
19年 11月 平和島 PGI・BBCT 優勝

この日を誰よりも待ち焦がれていた。16年のオーシャンカップ、17年のグラチャンに出場できなかった悔しさを、このシリーズで晴らす。「鳴門の水面は伸び型に仕上げて攻撃的な走りをしたほうが良い」と作戦も立てた。そのためのモーター調整は、現モーターで走ったGW戦と6月周年でテスト済み。まさに万全の態勢で臨む。6月地元周年ドリーム戦は1号艇で1コースから勝った。今回は2号艇、伸び型に仕上がるか注目したい。

選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 5月  津  GI・周年 4着
19年 6月 宮 島 GI・周年 2着
19年 7月 浜名湖 GII・甲子園 4着
19年 9月 鳴 門 GI・周年 4着
19年 10月 若 松 GI・周年 優勝
19年 11月 丸 亀 GI・周年 2着
20年 3月 尼 崎 GI・周年 優勝
20年 4月 下 関 GI・周年 4着
20年 4月 蒲 郡 GI・周年 転覆

5年連続年間勝率1位、4期連続勝率1位。誰が見ても「現役最強」は間違いない。走る前から相手にプレッシャーを与える。かつてのランナ戦のように左側に体重をかける「峰ターン」は誰も真似ができない。舳先がターンマークへ向くスピードが違うので、どんなに不利な態勢でも抜け出してくる。モーターを出すプロペラ調整力も違う。王者を越え、皇帝となる男にはSGタイトルがふさわしい。SG2冠ぐらいでは、峰には似合わない。

選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 5月  津  GI・周年 3着
19年 8月 びわこ GI・周年 5着
19年 11月 平和島 PGI・BBCT 6着
20年 1月 若 松 GI・DC 4着
20年 1月 浜名湖 GI・周年 5着
20年 2月 唐 津 GI・地区選 5着
20年 2月 多摩川 GI・周年 5着
20年 3月 尼 崎 GI・周年 5着
20年 4月 下 関 GI・周年 優勝

今ではSGトップ級の選手がやる、ターンの直後に舳先を持ち上げる「ウィリー」。そのモデルになったのが瓜生のターンである。若くして病気で亡くなった最速男・今坂勝広と二人で先駆的なターンに挑戦していた。ベテランと呼ばれる世代になっても挑戦者の気持ちを失わない。6月に走った鳴門周年では4コースから捲りを決めている。準優勝だっただけに、今回は優勝戦で着順をもう一つ上げることに挑戦する。

選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 5月 桐 生 GI・周年 優勝
19年 11月 蒲 郡 GI・周年 4着
20年 1月 若 松 GI・DC 2着
20年 1月 浜名湖 GI・周年 4着
20年 4月 多摩川 GI・周年 3着
20年 4月  津  PGI・マスターズC 2着

6月大村周年のときのことだ。予選落ちした松井は準優日に4Rと12Rの一般戦回りだった。優出メンバーのピット取材に入っていた記者から報告があった。「松井さんは12Rを前にして、まだプロペラを叩いて水面に出て試走を繰り返している」と。結果は3着に終わったが、「松井の強さここにあり」と記者が感心していた。「諦めない」と簡単に言うが、それをいつでも平然とやってのける。最善を尽くす松井から目が離せない。

選出期間のGI・GII優勝戦成績
19年 5月  津  GI・周年 2着
19年 5月 桐 生 GI・周年 4着
19年 9月 江戸川 GI・周年 3着
19年 11月 丸 亀 GI・周年 3着
20年 1月 唐 津 GI・周年 2着
20年 2月 蒲 郡 GI・地区選 5着
20年 3月 尼 崎 GI・周年 6着

井口といえばスタートのイメージだが、16年前期から4年間にフライングをしたのがわずか1本しかない。毎期のようにフライングをしていた頃の井口のイメージとはちがう。自ら「ぶち込み宣言」を封印して、「毎年グランプリに乗る」と目標を変えている。一発勝負よりも長期安定を志す。外枠でも冷静に対処する。前期は6コースからの1着はないものの、2着率が58.3%で全選手中1位をマークした。このデータは貴重だ。