競走水面とモーター分析

鳴門 競走水面とモーター分析

「SG=イン」でも「鳴門=イン」は微妙。
人気の1号艇でも投票前に『?』を。

昨年のオーシャンCに続いて、今年も鳴門でSGが開催されることになりました。SGで活躍した選手のみが出場できるグラチャンの実況は初めてで、開催前からワクワクしています。


1マーク最短コースは4、5コース

近年のSGでは「1着=イン」が定着しています。しかし、鳴門ではそれが通用しません。昨年のオーシャンCでも、オープニングから捲り差し、差し、捲り、差しと続き、最初にイン逃げが決まったのは第5レースでした。3月の児島クラシックと比較しても[1]が少ないのがわかります。なぜ、鳴門ではイン逃げが難しいのでしょうか。

鳴門は1マークをスタンド側に4m振っています。加えてスリット付近から1マークへ向けてスタンド側が斜めに狭まっていくので、最短で1マークにたどり着くのはインコースではなく4、5コースとなります。これに5m以上の風が加わると、風向に関係なくインが捲られてしまうのです。4、5コースの攻めに乗った6コースの2着、3着絡みが多いのも鳴門の特徴です。


機力判断が難しいときは乗り手に注目

モーターは4月初下ろしで、数字はまだ信頼できません。直前のレースを見て確かめるしかありませんが、プロの解説者でも「大差ありません」と言うくらいですから、見慣れていないと同じように見えると思います。

そんなときは、過去の使用者の成績を見てください。鳴門のホームページではモーターの履歴を見ることができます。そこで「B級の伏兵クラスが好成績を残している」モーターを探しましょう。グラチャンではそのモーターを狙い続けてください。1回や2回外れて「もうダメかな・・・」と思った頃に、驚くような高配当が飛び出すことがよくあります。途中で諦めず、最後まで追い続けることが大切です。


小林実況シリーズは大阪勢が優勝する!?

私が実況したSG・GIでは、なぜか大阪支部の選手が優勝することが多いんです。15年の三国、16年の鳴門オーシャンCは石野貴之選手が優勝しました。鳴門GIの表彰式では松井繁選手と何度も顔を合わせています。今回も・・・?


59
号機
2連率
64.3%
56
号機
2連率
63.0%
37
号機
2連率
59.3%
81
号機
2連率
50.0%
82
号機
2連率
32.0%
伸びを中心にバランス型。初下ろしで吉川昭男がシリーズ7勝して優勝すると、オールレディースでは地元の西茂登子が伸びを生かして1年ぶりに準優出した。 旧56号機は8月で使用終了、プロペラもモーター更新まで使われなかった。新モーター1節目に長嶋万記が優出3、オールレディースでは小池礼乃が優出と快進撃。 「行き足から伸びにかけて良い」とのコメントどおり展示タイムが出るモーターだ。オールレディース優勝戦では優勝した寺田千恵を内からとらえる勢いだった。 GW戦の渡邉雄一郎が「全ての足が良い」と太鼓判。節イチのパワーで予選1位通過、準優は2着惜敗も優勝戦はカド4コースから一気に捲りを決めて優勝した。 エース機候補の一つ。2連率は30%台だがGW戦で河野大、オールレディースでは長田光子が強烈な伸びを見せていた。ターン足がついてくれば脅威だ。