グラチャンの3連単

イン逃げも捲りも決まらないなら捲り差しで勝負。
『鳴門の花道』を通ってくる高配当の使者を狙え!

昨年7月の鳴門オーシャンCでは全72レース中22本も万穴が飛び出しました。実力拮抗のSGで1号艇から狙うのは当たり前ですが、鳴門は全国でも1、2を争う穴党向きのレース場です。今回も万穴舟券ラッシュが大いに期待できるはず。

さぁ、万穴舟券の宝箱を開けましょう!!

捲りには反撃がSGの常識

鳴門はスタートラインから1マークにかけて狭くなっていきます。ダッシュの選手が捲って行くので、インから小回りで残そうとすると捲りの餌食に…。1マークは戸田と似ているかもしれません。鳴門では伸び型にして捲るというスタイルがハマります。

これが一般戦なら「モーターの裏付けがあり、スタートが切れているダッシュ勢を狙い撃ち!」となるのですが、今回は超一流選手が集まるSGです。捲り艇には握り返して反撃、小回りで残そうなどとは考えない、それが頂点で戦うSGレーサーのプライドです。よほどの差がないと捲り勝ちは難しいでしょう。

万穴を狙うなら捲り差し

「じゃあ、捲り差しに切り替えれば良いじゃないか」って? そうなんです、捲り差しなんです!


オーシャンC準優では石野貴之が5コース捲り差しで1着

昨年のオーシャンCで飛び出した万穴を調べると、全22回のうち捲り差しは10回、差しが4回ありました。6日間で捲り差しが決まったのは13回ですから、1/6の確率で捲り差しが決まり、そのなかの10回が万穴だったということになります。

鳴門のレースを見ていると、バックストレッチの内側にすごく伸びるホットスポットがあるのに気づきます。選手間では『鳴門の花道』と言われているそうで、4コースの捲りに内コース艇が抵抗すれば、5コース選手の前に1着ゴールへ続く『鳴門の花道』ができあがります。オーシャンCでは5コース捲り差しが8回、全て万穴決着でした。

理屈抜きで獲れる万穴もある


SG万穴メーカー
・中島がグラチャンでも万穴を連発するかも

最近5年のグラチャン3連単高配当ベスト15を見てください。今回出場する選手が6名入っていますが、なかでも5、7、12位と3回も登場しているのが中島孝平です。

これを見た瞬間、僕の万穴舟券センサーが“ピピーッ”と鳴りました。中島は昨年のオーシャンCでも1着で3回万穴を出しています。

世の中には狙って獲れる万穴と、理屈抜きで獲れる万穴があります。中島の舟券は後者でしょう。僕は中島の1着舟券を理屈抜きで買い続けるつもりです。3度あることは4度も5度もあるはずですよ!


SGグランドチャンピオン最近5年3連単高配当ベスト15
順位 開催年 開催場 開催日 レース 1着 連番 払戻金
1 2016年 蒲 郡 6日目 9R 角谷 健吾 5-2-4 113,280円
2 2013年 常 滑 2日目 9R 吉田 俊彦 6-2-5 103,030円
3 2014年 浜名湖 6日目 4R 吉田 俊彦 6-2-1 74,180円
4 2016年 蒲 郡 4日目 7R 川崎 智幸 5-3-6 70,430円
5 2012年 芦 屋 3日目 1R 中島 孝平 5-6-2 69,350円
6 2016年 蒲 郡 5日目 12R 岡崎 恭裕 5-6-1 65,240円
7 2013年 常 滑 4日目 8R 中島 孝平 6-4-3 44,330円
8 2015年 宮 島 2日目 4R 平田 忠則 4-2-5 40,490円
9 2016年 蒲 郡 初日 11R 篠崎 元志 3-6-5 38,070円
10 2014年 浜名湖 4日目 10R 湯川 浩司 4-2-3 36,710円
11 2012年 芦 屋 2日目 2R 藤丸 光一 3-4-5 36,190円
12 2015年 宮 島 4日目 2R 中島 孝平 6-5-2 36,000円
13 2013年 常 滑 初日 1R 田村 隆信 5-2-3 35,490円
14 2015年 宮 島 初日 3R 深谷 知博 5-1-6 35,240円
15 2016年 蒲 郡 2日目 12R 下條雄太郎 5-4-2 34,750円