尼崎のチェックポイントいろいろ。
尼崎“センタープール”はイン天国!
穴党は風が変わる途中の横風を狙うべし。
尼崎は水面が荒れることが少ない。オールスター開催の5月下旬は過去のデータを見ても落ち着いた水面の日が目につく。穏やかであればインはめっぽう強さを発揮する。「センタープール」の異名でおなじみだが、全国でも有数のイン天国と言える。
選手コメントで特に起こしが不安定でなければ、迷わずイン中心の舟券作戦で良いだろう。さらに、向かい風2~3mくらいになれば選手にとって絶好の条件で逆らうことはない。2、3着も4コースまでの入線で順当に決まることが多い。
波乱が起こるとすれば、風が変化したときだ。基本は1年の約70%が向かい風だが、午前中は追い風で午後から向かい風が吹くこともある。さらに厄介なのは、変化する途中の横風。万舟券が出現するときは横風が目立つ。昨年の6月1日・第6レースで尼崎3連単最高配当となる34万8860円が飛び出した。このときもバックからホームへ5mの横風。インが1マークでターンミスをして、2コース差しがピシャリと決まった。
また、追い風の場合はインが握って流れることもあり、2~5コースの差しや捲り差しが決まりやすい。イン中心の組み立てだが、風や機力を頭に入れて穴を狙うべし。
スーパーエース機が出るか!?
オールスターで5節目のモーター
4月13日の開催より新モーター、新ボートが導入された。さらに、今回はプロペラも新しくなった。オールスターは初下ろしから5節目になる。
出力低減モーターとなってパワーの差は歴然で、他のレース場では「スーパーエース機出現!」と騒がれる所もあったが、尼崎の前回モーターでは、そんなスーパーエースは見当たらなかった。今回こそ大注目のモーター出現に期待したい。そんなモーターの見方をレクチャーしよう。
(1)行き足に注目
相場は完全に固まらないが、良し悪しの判断としては行き足で見極めたい。スタート展示はもちろんだが、レース発売中に行われるスタート練習は予想の大きなファクターとなる。
スリットを駆け抜けるところで判断する方もいるだろうが、その手前の動きが重要。つまり、握り込んでからスリットまでの動き。ここで重たそうな動きをしていて、直前のスタート展示でも変わらなければ、思い切って捨てる手もある。それがイン想定の選手であれば高配当ゲットも夢ではない。
(2)展示航走時は2マークの回り足をチェック
レースで大事な回り足は2マークで確認してもらいたい。尼崎の2マークは地元選手でも難しいと思うほど。ここでスムーズに回れていれば接戦での着順アップも見込める。連軸に加えたい。
この2点を踏まえて、オールスター前の4月「六甲賞」や5月の2節をチェックしよう!