超舟券術

「マンスリーBOAT RACE」 松長彰の 極私的「超」舟券術

尼崎は静水面ながら意外にも勝者を選ぶレース場
松井や魚谷、吉川ら地元、準地元勢が断然優位!

今年のSG第1弾の平和島クラシックの準優で今垣光太郎がインから痛恨のFに散り、残念ながら今大会に出場できなくなった。その今垣がクラシック直後に尼崎一般戦で優勝し、ここ数年の一大目標だった24場完全制覇を達成した。このニュースを聞いて意外に思われた方も多かったのではないかと思う。

尼崎は静水面として全国ファンにも有名なレース場だ。実力のある選手やパワーのある選手がそれぞれ「力」を存分に発揮できる水面として選手間でも認知されている。それなのに、あれほど実力のある今垣が(しかも準地元で)これまで一度も優勝できなかったという事実が意外すぎる。

今回出場するメンバーで、尼崎優勝経験者は36人。残りの16人が優勝未経験者だが、そのなかに今垣と同じく準地元の湯川浩司(大阪)や石野貴之(大阪)がいたのは、やはり意外だった。さらに山崎智也(群馬)、峰竜太(佐賀)という、静水面でより真価を発揮するご両人もそこにいた。一方、35人の優勝経験者で複数回の優勝歴を持つ選手が実に22人もいる。尼崎はスピード優先の静水面だが勝者を選ぶ、ということか。

尼崎巧者といえば今年1月の周年も制した松井繁(大阪)が第一人者で、魚谷智之(兵庫)、吉川元浩(兵庫)に中島孝平(福井)と、成績上位にはやはり地元、準地元勢が並ぶ。西島義則(広島)、原田幸哉(愛知)も復活するには絶好の舞台だ。極私的には、昨年の当地クラシックを尼崎優勝未経験組ながら制した桐生順平(埼玉)が、ササッと2回目の優勝を果たし、尼崎に"選ばれる側"に立ってほしいところではある。

群馬支部 3622 山崎 智也
3996 秋山 直之
4238 毒島  誠
埼玉支部 4444 桐生 順平
4547 中田 竜太
東京支部 3256 三角 哲男
3590 濱野谷憲吾
3613 角谷 健吾
3716 石渡 鉄兵
4460 後藤 翔之
静岡支部 3422 服部 幸男
3959 坪井 康晴
3960 菊地 孝平
4019 笠原  亮
愛知支部 3779 原田 幸哉
3941 池田 浩二
4337 平本 真之
三重支部 4024 井口 佳典
4344 新田 雄史
福井支部 4013 中島 孝平
4391 松田 祐季
滋賀支部 3721 守田 俊介
4502 遠藤 エミ
大阪支部 3415 松井  繁
3556 田中信一郎
3557 太田 和美
4044 湯川 浩司
4168 石野 貴之
兵庫支部 3780 魚谷 智之
3854 吉川 元浩
徳島支部 4028 田村 隆信
香川支部 3908 重成 一人
4387 平山 智加
4450 平高 奈菜
岡山支部 3435 寺田 千恵
4166 吉田 拡郎
4418 茅原 悠紀
広島支部 3024 西島 義則
3719 辻  栄蔵
4205 山口  剛
山口支部 2992 今村  豊
3897 白井 英治
福岡支部 3188 日高 逸子
3783 瓜生 正義
4296 岡崎 恭裕
4347 魚谷 香織
4350 篠崎 元志
4371 西山 貴浩
4477 篠崎 仁志
4530 小野 生奈
佐賀支部 4320 峰  竜太
長崎支部 4352 下條雄太郎