総展望(チャレンジカップ)

総展望RACE VIEW
.........................................瀬川 剛司『中日スポーツ』
 年末のグランプリ出場を巡る賞金バトルはいよいよ大詰めだ。10月蒲郡ダービーで1年10ヵ月ぶりにSGへ復帰し、いきなり復活Vを飾った峰竜太(佐賀)が、賞金ランキングのトップに躍り出た。三国でもスーパースターぶりを見せつけるのか注目を集める。
 6月徳山グランドチャンピオンでSG初Vを飾った磯部誠(愛知)は、9月の三国70周年を制しており、今大会でのSGタイトル奪取を見据えているだろう。8月福岡メモリアル覇者で、峰に賞金ランキングトップの座を明け渡した馬場貴也(滋賀)も、準地元の三国で首位奪還に燃えるはずだ。
 今大会でようやくSG復帰が果たせる白井英治(山口)も、連覇がかかるグランプリ出場へ力が入る。菊地孝平(静岡)も8年連続で続いているグランプリ出場を途切れさせないためにも、ここが正念場となる。
 地元からは中島孝平(福井)今垣光太郎(福井)が出場する。両者ともこの地元SG出場を目標にして戦い抜いてきており、悲願の地元SG制覇とグランプリ出場へ向け、気力を振り絞る戦いに注目だ。