総展望

※登録第4825号倉持莉々選手(東京支部)は家事都合の為欠場となりました。予めご了承ください。

注目は地元唯一の高田!
今年絶好調の長嶋も有力!

  進化が続く高田!

今年のレディースチャンピオンの舞台は、ボートレース津で開催されます。そうなれば、注目は地元で唯一の出場になった高田ひかる(三重)選手! 女子選手の中ではいち早く伸び型のプロペラ調整を取り入れていました。元々、スタートが早く、捲るイメージのあった選手です。そんな高田選手が伸び型プロペラを使いこなせば、鬼に金棒! 特殊なプロペラは調整も難しく、思い通りにならないことも多いはずです・・・。ピット離れ、スタートの行き足、見え方、レースの仕方も変わってきます。それでも、コースに関わらず状況に応じた調整と乗り方で高田選手の進化が続いています。一番走り込んだ水面で、「高田ひかるここにあり!!」という迫力あるレースを期待せずにはいられません。

  長嶋の初女王戴冠なるか?!

もう1人名前を挙げるなら、2023年女子選手で一番好調と言っても良い長嶋万記(静岡)選手です。今年はまだ半年ですが、11優出6優勝。半分以上が優勝という素晴らしい成績です。蒲郡レディースASも優勝してノリに乗っている選手です。「プロペラが最近合っている」とコメントしていましたが、その裏付けとして長嶋選手の研究と努力があるのは間違いありません。「迷ったら自分がワクワクするほうへ!」とは私が長嶋選手にかけてもらった言葉です。それを体現しながら自ら良い流れを引き寄せてくる。津は過去に3優出して2優勝と相性の良い水面です。コース関係なく狙いたい選手の1人です!

元ボートレーサー
飯田佳江
  上位陣の実力は拮抗!

その他にも、芦屋オールスターで優勝戦3着の倉持莉々(東京)選手、実力者の遠藤エミ(滋賀)選手、前回覇者の香川素子(滋賀)選手と名前を挙げればキリがありません。女子戦になれば体重差はほぼなく、どんなモーターを引けるのかも大きな要素。こればっかりは神のみぞ知る。それに加えて、伸び型仕様の高田選手がいるので同じ番組になると外から狙うほうが良いのか・・・コース有利に運ぶのか・・・と作戦の組立て方も変わってくるので、ファンの皆さんの予想も楽しくなりそうです!