水面特性&モーターガイド

水面特性
モーターガイド
12月の蒲郡は水面コンディション良好!

温水パイプがつく時期を境に北西の風が増える。ホーム右後方、真横から強く吹く日もあるが、スタンドに遮られるので水面は良好。1マークだけでなく、2マークでも激しい攻防が見られる。また、プロペラ調整などでピット離れ仕様、伸び仕様と仕上がりに特徴をつけやすく、モーターの素性、番組編成を考慮しながら選手が意欲的に調整に取り組む姿が見られる。この時期、晴れた日の昼から日没までは「特にダッシュからのスタートが難しい」との選手コメントが多い。前半4Rあたりまではスロー勢の頭から組み立てたい。捲りとその右隣の選手とを折り返す“セット舟券”は、意外と高配当が少ない。むしろ、1コースの逃げから外コース勢の2、3着に配当的妙味がある。

誰もが認める超抜級は6264号機!

現モーターは7月中旬の男女混合戦から使用。谷口健一、加藤優弥の男子勢が節イチを争った6316がエース機有力候補に挙がった。ところが、どちらも上位には君臨するが傑出するまでには至らず、今なお確たるエース機は不在。面白いのは、その2基に近い番号に有力モーターが多いこと。60番台では6264は誰もが納得の超抜級で、69も有力候補に浮上してきた。10番台では1811が使用選手からお墨付きを得た好モーター。中でも18は辻栄蔵、田中信一郎の連続Vで2連率1位にジャンプアップした。14はやや下がり目だが、代わりに19が浮上してきた。20番台の上位機は総じて、選手の力量で2連率を上げてきたもので、純粋なパワーの比較ではやや見劣るかも。中間整備や部品交換で激変、急上昇したモーターはない。

集計
期間
2024年7月使用開始
~12月2日
モーター2連率TOP 20
順位 モーター
番号
2連率 評価 出足 伸足 回足 短評
1 18 56.4 S GP覇者でV2とはいえ出足超抜
2 24 50.5 B 地元選手でV2あるが正味は中堅
3 55 47.0 A チルト3度でV以降も全体に良好
4 11 45.5 A 上位機の中では珍しい伸び寄りだ
5 19 45.1 A 求める調整、反応が出る万能機だ
6 29 44.8 B V候補が苦戦したり好不調激しい
7 54 44.4 B 夏、秋の貯金はあるが現在は平凡
7 65 44.4 B 中堅上位にはなるが抜群までは…
9 72 44.0 B A1級4人で稼いだが中堅やや上
10 64 43.7 S 大崩れがほぼなく常に超抜クラス
11 28 43.1 A 秋に3連続優出したが近況は平凡
11 63 43.1 S エース機になり切れないが抜群級
13 22 41.7 B 今年のSG覇者使用でも中堅上位
14 62 41.1 S 節イチ実績も多くエース格の1基
15 35 40.7 B 優出した2人以外は中堅止まりで
15 49 40.7 B 3連続優出もあるがピーク過ぎた
17 14 40.5 C 夏に活躍したが最近は事故続きで
18 27 40.2 A 上位機相手でも伸びでは負けない
19 16 40.0 S 出足、回り足中心にトップ級ある
19 26 40.0 B 乗り手がほぼA級で選手勝率の足
※蒲郡はチルト3度まで使用できます。