総展望
地元愛知勢はベテランから若手まで盤石の布陣!
今年で70回目を迎える伝統のSGボートレースダービーの舞台は蒲郡。愛知支部でダービー優勝歴があるのは池田浩二(愛知)と平本真之(愛知)の2人で、いずれも平和島大会。至極の経験値と地の利を生かして2度目のダービー王を目指す。
成長株では磯部誠(愛知)。昨年はGI2勝でGP初出場→ファイナル進出。今年前半はなかなか結果を出せなかったが、6月のグラチャンで平成生まれとして初のSG初制覇を達成。続くオーシャンCでも優出2着と、次世代エースとして覚醒中である。
過去10年間で誰よりも蒲郡を走っているのは赤岩善生(愛知)。30優出V9(9月11日現在)は誰にもまねできない数字である。岩瀬裕亮(愛知)も赤岩と同じく400走超え。ここに自力でSG初出場を決めた吉田裕平(愛知)を加えた6人が“地元SG初制覇” を共通項に死力を尽くす。
立ちはだかるは昨年のダービー王・馬場貴也(滋賀)。直前のメモリアルで4回目のSG制覇。獲得賞金も1億円を突破して堂々のランキング1位に。充実の走りで今村豊氏(第34、35回)以来となる大会連覇を目指す。
ダービー勝率トップの8.63を叩き出した峰竜太(佐賀)は、これが21年12月のGP以来となるSG復帰戦。今年4月には津周年を制して24場制覇にリーチをかけた。最後のピースはここ蒲郡。6月の当地周年では成し得なかった偉業を、この最高の檜舞台で達成したい。
Koji Ikeda
Makoto Isobe
Yusuke Iwase
Masayuki Hiramoto
Yoshio Akaiwa
Yuhei Yoshida